霊界が教えてくれた現実世界を生き抜く秘訣

ふと気付くと、私は空港ターミナルのようなところにいた。そこは何も仕切るようなものがなく高級ホテルのロビーを数倍広くしたようなところだった。また、そこには大勢の外国人のような人達がおり、賑わっていた。

 

どうやら、ここは(霊的世界の)旅の途中で人々が立ち寄るところのようだ。人々はそれまで使っていた「乗り物」をここで取り替えたり、「乗り物」の燃料補給をしていた。また、その際に、必要な情報を互いにやりとりしていた。

 

ちなみに、私は数人の仲間たちと一緒に(霊的世界の)旅をしており、その帰りにここに立ち寄ったみたいだ。私は、ここで仲間たちと情報交換をしていた(何かの報告をしたり、何かの指示を受け取ったり)。私の仲間たちは、皆大きなリュックを担いでいて、これから出掛ける旅に備えて任地(現実世界?)で必要とするものをここで調達しているようだった。彼らのリュックの中には、「物質化の種」がたくさん詰め込まれていた。ここで「物質化の種」とは、いわば「創造の種」のようなもので、不便な任地(現実世界?)で、得ることが困難なものを即座に物質化するためのものだった。一方、私は年配の紳士から通帳2冊と、古びた紙幣の束を受け取って、私のリュックに詰め込んだ。

 

しばらくして、私達は各々大きなリュックを背負い、豪華なエレベーターの前に立っていた。このエレベーターに乗って下降すると、それぞれが任地(現実世界?)へ赴くことができる。ちなみに、この任地は階で言えば一番下の階だった。ここで私の姿が一瞬見えたが、私は24、5歳の可愛い娘になっていた。これから戻るところ(地球?)はとても厳しいところであることは、皆が承知していた。しかしそれを承知の上で、皆は嬉々として弾んだ表情をしながらエレベーターが来るのを待っていた。仲間の顔ははっきりと見えなかったが、私達はとても親しい間柄のように思えた。

 

このとき、私はふと「あの通帳とお金は地球でも使えるのだろうか?」と考えた。すると、程なく目が覚めて自分の肉体に戻った。

 

(コメント)

 

この体験談は、「人間は寝ているときに、霊的世界で活動しており、そこでこの現実を生き抜くための様々な情報やエネルギーを得ている」ということを示唆しています。より分かりやすく言えば、「人間は夢のレベルでガイドから霊的情報をもらったり、現実を創造するための引き寄せのエネルギーをもらったりしている」ということなのでしょう。この体験談の面白いところは、「人間にとって、この現実世界はあくまで、一時的な赴任先(旅行先)に過ぎない」ということがはっきりと示唆されている点です。普段の物資的思考方法から離れて、霊的視点から私達人間の人生を眺めてみると、厳しいこの現実世界もまったく異なるものに映るのではないでしょうか。ちなみに、「エレベーターに乗って下降する」ことは、「霊的世界から次元を降下して物質世界に移行する」ということを意味しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です