「枯れ葉と過去生」

こんにちは、光明庵です。

今回は、「過去生」に関する体験談をご紹介します。

 

(体験談)私は肉体を離れて意識の世界にいました。そこは、街のはずれのようなところで、廃墟になったビルのような建物が見えました。そのビルの鉄筋はむき出しになっており、なにか空虚な感じがしました。
そこには風が吹いたり止んだりしており、しばらくすると、枯れ葉のようなものが、漂い集まってきました。この枯れ葉のようなものは、20センチから数センチぐらいのもので、数え切れないほど沢山ありました。そこは、まるで枯れ葉の吹き溜まりのような場所になっていました。
この枯れ葉のようなものをよく見てみると、それらは笹舟のような形をしていましたが、ねずみ色でどこか薄汚れており、あまり気持ちの良いものではありませんでした。また、この笹舟を構成する笹のようなものはさらにいくつもの層から出来ていることが分かりました。
「これは一体何なの?」
私がこう思ったときでした。少し離れた上方に光の玉が現れました。そして、この光の玉から、何かが放射されました。すると、この枯れ葉のようなものが、一斉に分解し始めました。そして、それらは微細な灰のようなものになり、すべて空間のどこかに消えて無くなってしまいました。
この光の玉は、この一部始終を上から観察していましたが、私に次のような想念のエネルギーを送ってきました。
「これで、(あなたの)過去生の清算が完了した…」
私はこのとき、この光の玉が霊体(生命体)であることに気づきました。実を言うと、この薄汚れた枯れ葉のようなものは、私の過去生のエネルギーだったのです。そして、笹舟のようなものを構成していたものは、私の過去生の想念の残骸だったのです。
私が、このことに気付いたとき、さらにもうひとつ興味深いことを体験しました。それは、この光の玉とは別に、「すべてを見ているもう一つの視点」が存在していたことです。このもう一つの視点は、私に次のことを教えてくれました。
「私の過去生をかき集め浄化しているこの光の玉も、私自身なのだ」…
実を言うと、私は最近、光のエネルギーを取り込むイメージ練習をかなり熱心に行っていました。それが、このような奇妙な霊的体験を引き起こしたのだと気付いたのです。単なるイメージ練習だと言って、その力をあなどってはいけないことを私は痛感しました。

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