「すべてのものが止って、ただ在る」という状態

○(体脱体験談)
「いつもの方法で瞑想に入ると、体がリラックスし、エネルギーが満ちてきた。光で満たされた感じになる頃にはとても気持ちが良くなってくるのが分かる。体の中を気が充満し、川の流れのような、白い光の流れが出来ている。ここらで「今回はサイキックな目を開く瞑想法をやってみよう」と思った。これはある本で読んだ一種の体外離脱法。

肉体の外に離脱するために「自分の中にサーチライトの役目を果たすある種の光を創造し、それを使っていろいろな場所を探索する」と言う方法。まず目と目の間、鼻柱から2センチほど奥にあるとされている天門(脳下垂体)を意識する。そこに、イメージで明るいライトをつくり、それを使って探索を始める。次にこのイメージでつくったライトを頭の中心 (松果体)に移動させた。さらにそこから頭頂部へと至る管(通路)のようなものを作る。そしてそのライトをこの管を通って頭頂部にもって行く。そしてこのライトを頭頂部と頭の中心を何回も往復させた。また管は頭頂部を突き抜けて肉体の外に伸びていくように拡張していった。このプロセスを繰り返していると、とても強いエネルギーの流れを感じるようになった。さらに、肉体の外に伸びたこの管を通って、頭の上から肉体に宇宙エネルギーを流入させるようにイメージした。

外に伸びた管を通してエネルギーをまず頭に引き込み、一旦そこで留める。留めたエネルギーを背柱通ってルートチャクラ、次に足先へと流す。こんどは降ろしてきたエネルギーを逆に上昇させる。この一連の流れを何度も、何度も繰り返した。はじめは、体の中に筒のような溝が出来ているような感じになって、その中を光やエネルギーが循環しているのがわかった。さらに続けていくと肉体の感覚がほとんど無くなってきたが、それでも意識を保つように注意して、エネルギーの循環を繰り返した。

しかし、それも限界になり私の意識はほとんどなくなりかけていた。ただこのとき、私は「完全な静かさ」、「すべてのものが止って、ただ在る」という状態にあることが分かった。このとき私の周りには様々な色の光が交錯し、私の意識は肉体をはるかに超えて広がっていることを感じた。自分が広がり、周りにあるものを吸収し、そしてひとつになっているようだった。これは喜び、笑い、楽しみなの?私は言葉に表現できないような心地良さに満たされていた。このときは自分の意識は確かにあったが、すべてが空間に張り付いたようになって停止している不思議な感じがした。また私は自分の体の中を見るような感じで、あるものすべてを知ることが出来るということに気が付いた。 東京 Iさん 女性」

○お勧め本の紹介:

書店で思わず手が伸びて、久しぶりに楽しく読ませてもらった精神世界の本です。
今年になって出版された本ですので、まだお読みでない人は是非お勧めします。
生まれ変わりや人生、真我などについての「雲」さんの興味深い話が紹介されています。

「あの世に聞いた、この世の仕組み」 [単行本]
雲 黒斎 (著) サンマーク出版 (2010/3/19)

○次回OBE勉強会のお知らせ:

第5回「最終回:体外離脱のための瞑想法、体外離脱で発生する能力、霊的ガイドなど」
これまでに紹介出来なかった各種の話題や瞑想法などについて取り上げる予定です
2010年10月24日(日) 午後2時~午後3時30分 (90分)
http://www.e-bless.com/obe/work_benkyokai.htm

○次回OBEワークショップについて:

OBE特別ワークショップ(初級+上級 4日間)2010/10月8(金)9(土)10(日)11(祝)
http://www.e-bless.com/obe/work_order_special.htm

OBE実践ワークショップ(初級2日間)2010/11月6(土)7(日)
http://www.e-bless.com/obe/work_order.htm

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